
畑で色とりどりに咲き誇ったチューリップたち。
一通り部屋でその姿を鑑賞して、楽しませてもらった後、感謝を込めてその花弁を一枚ずつ乾燥させ、ポプリへと仕立て直しました。
ちょうど調合を終え、これから約1ヶ月間の「熟成期間」に入るところ。 瓶の蓋を閉じ、暗所で静かに寝かせるのですが、蓋を占める直前、すでにうっとりするような素晴らしい香りが広がっていました。
作り方のポイント
ポプリ作りで大切にしているのは、植物たちの「周波数」を損なわないよう、丁寧に扱うことです。
熟成
ここからは、蓋を開けたい気持ちをぐっと堪えて、香りをじっくりと熟成させる時間。1ヶ月ほど寝かせることで、スパイスや精油、そしてハーブたちが深く馴染み、角の取れた「まるい香り」へと変化していきます。
ドライにする過程を楽しむ
赤、黄、ピンク、バイオレット……。乾燥していく過程で、チューリップの色はより深く、アンティークのような質感へと変化します。その色彩の移ろいも、ポプリ作りの醍醐味のひとつ。

香りの「保留剤」として
今回は、ニオイアヤメの根である「オリスルート」を使い、香りをしっかりと定着させています。数年後、自分で育てたオリスルートを使える日が今から待ち遠しいです。
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材料
今回の
私なりのレシピをご紹介します。
ドライフラワー
・チューリップ(赤、黄色、ピンク、バイオレット)
・ラベンダー
・ゼラニウムの花
・カモミール
・バラ
ドライハーブ
・ホーリーバジル
・レモンバーベナ
・ゼラニウムの葉
(※ドライフラワーとドライハーブの重量が40g程度)
スパイス
・シナモン(2分の1本)
・スターアニス 1つ
・オールドスパイス 3粒
精油
・オリスルート(小さじ1杯)
・ベルガモット:6滴
・ジャスミン:2滴
・ホウショウ:1滴
春の余韻を暮らしの中に

チューリップなどの花々は、花としての命が終わった後も、形を変えて私たちの感覚を喜ばせてくれます。
熟成が終わる頃には、季節はまた一歩進んでいるはず。 その時、ようやく解禁される「春の空気」を呼び戻す瞬間が、今から楽しみでなりません。
アーティスト・作家|歴史や世界の深淵を読み解き、新しい生き方の景色へと翻訳することを私のライフワーク(しごと)としています。|詳細のプロフィールはこちら